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第7回上方落語若手噺家GPは桂小鯛が優勝

笑福亭仁智会長(右)から表彰状を受け取る優勝の桂小鯛さん=28日

 上方の若手落語家の登竜門のひとつ「第7回上方落語若手噺家グランプリ」(アーツサポート関西助成)の決勝戦が28日夜、天満天神繁昌亭でを開かれました。優勝は落語好きの夫婦の日常を描いた新作「落語夫婦」の桂小鯛さんが選ばれ、賞金20万円と副賞が贈られました。準優勝は「近日息子」を演じた桂二葉さん。

 今回は、上方落語協会に所属する2003~2017年入門のうち、37人がエントリー。7月に開かれた予選会の上位9人がこの日の決勝戦に駒を進めました。優勝した小鯛さんは「今回は目の前のお客様に楽しんでいただけるよう心掛けたのがいい結果につながった」と喜びを表していました。また、二葉さんは「生まれて初めて賞をもらえてうれしい」と話していました。

準優勝の桂二葉さん(中央)を祝福する寺田千代乃アートコーポレーション名誉会長(右)と笑福亭仁智会長=28日