【NEW】花形落語家フェスティバル アンバサダーの皆さんです!
4月1日~5月1日の昼席は、「花形落語家フェスティバル」と題し、2000年から2008年に入門した若手が1日ずつトリを飾ります。これからの上方落語界を牽引していく彼らの公演に、花を添えてくださるアンバサダーの皆さんをご紹介いたします。この機会にぜひ繁昌亭でお出かけください。
高校生の頃から通っている繁昌亭にこうして関わることができ、本当に光栄です。私の思う寄席の魅力は、ふらりと遊びに行っても受け入れてくれる懐の広さ。初めて1人で寄席に行った時の緊張は今も覚えていますが、年代関係なくただ一緒になって笑える空間は唯一無二だと思います。人生を通して楽しめる最高の趣味、落語。私もこの期間に改めて落語にどっぷりとハマり、新たな”推し”を見つけたいです!
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伊藤 史隆さん(ABCテレビアナウンサー 兼 神戸新開地・喜楽館支配人)
ABCラジオ「日曜落語~なみはや亭~」の席亭を28年、神戸新開地・喜楽館の支配人を2年務めている伊藤史隆です。
大きなことを言うようですが、私も「二刀流」です(笑)。
ラジオの「席亭」としても、寄席の「支配人」としても強く願うのは「上方落語界の若きリーダー」の出現です。
このフェスティバルでトリを務める皆さんこそ、まさにその候補!実力者ばかり。ここからリーダーが生まれるはず。
繁昌亭にお越しの皆さんと一緒に、近未来の夢を見たいです!是非、ご来場ください。
ABCラジオHP:https://abcradio.asahi.co.jp/
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桂紗綾さん(ABCテレビアナウンサー 兼 社会人落語家)
落語の世界は人と人との繋がりが濃くて、アホだけど愛おしい人ばかりで、笑いに溢れている。かと思えば、ぐっと心を引き込んで泣かせる。今の世の中に足りないものが優しく漂っています。ぜひこの柔らかくて暖かい世界に足を踏み入れていただきたいです。
初めて上方落語と出会ってから、随分時間が経ったように思えます。
当時、大阪の小劇場が活動の中心であった自分にとって、1人でお客さんと向き合う噺家の皆様のお姿に大変刺激を受けました。そして、あの時の気持ちは今も変わりません。形は違えど同じく舞台に立つ者として、噺家の皆様に対して尊敬の念を抱きます。上方落語界皆様のご発展とご活躍をお祈り申し上げます。
Instagram:https://www.instagram.com/to.ra6036/
加美幸伸さん
私の生業はラジオDJ。マイクの前で一人、枯れる兆しの想像力を駆使し、音楽と共に言葉を探り語っています。時折、行き詰まった時など、ご近所の天満天神繁昌亭で落語に触れ、ある落語家さんのマクラの良きところを少々拝借。私にとって“落語家”は、尊敬そして憧憬の存在なのです。
そこで出会う“上方落語”は、そのネタでは庶民が主役。境遇や立場、事情や性別など様々な人々が、街の中、長屋界隈で、協力しあい支え合って生きています。そんな中から、自分にとって価値ある生き方を見つけたり、社会に眼差しを向けるようになったりと、それらは特に古典と称される落語のネタから気付くことが多いのです。
落語という素晴らしい話芸は、古典から繋ぐ“噺”という形式に落語家それぞれの工夫や個性という命が吹き込まれ完成します。古典と言っても、そういう時代に生まれたネタで、それを素材として、“いま”を今の観客の前で演じています。それこそが落語。あくまで話の着地は今なのです。
寄席に行きましょう。そして落語を生で体験しましょう。そこに生まれる笑いは、すべて客席と舞台で共に創り上げるもの。トリで完成した笑いの共有感は、さらに寄席の本質を深く味わうことにもなります。
何はともあれ、この度の『花形落語家フェスティバル』をきっかけに、上方落語の世界に浸ってみて下さい。花形世代の粋な”噺”に触れて、ますます落語が好きになることでしょう。
私の落語の楽しみ方は トップからトリまでの 繋がりを感じること。
噺家さんが寄席の空気感をリレーするチームプレイなんじゃないかと思うんです。 花形落語家フェスティバルはトリの噺家さんが座組を考えるとのこと。
はたしてどのようなパス回しがされるのか!?期待しています。
朝ドラ『ちりとてちん』から18年も経っているのに公式アンバサダーに選んでいたいて、とても嬉しいです。落語家を目指し物語の最後には母になったヒロインを演じた私も昨年、母になりました。初めて繁昌亭で落語を見た日の事は今でも忘れません。何の知識もない小娘でもこんなに楽しめるものなのかと驚いたのです。研いで出てくる皆様の模様を繁昌亭で見られるのが楽しみです!また繁昌亭で落語を見て、お好み焼きを食べて帰りたいなぁ。
茂山宗彦さん
この度『花形落語家フェスティバル公式アンバサダー』に就任いたしました、京都茂山千五郎家狂言師・茂山宗彦です。NHK連続テレビ小説『ちりとてちん』徒然亭小草若を演じさせて頂きました。最終回からもう17年が経ちましたが、その後も有り難いご縁もありまして、フツ~に落語会に行かせてもろてます。厚かましい話ですが・・・内緒で落語やらせてもろうたりもしてます(笑)。なんでか?それは落語がそ〜こ〜ぬ〜け〜に〜面白いからです。楽しいからです。このフェスティバル期間中は何度もお客様と一緒にキラキラの『花形落語家さんの落語』でゲラゲラと大笑いしたいと思っております。笑う門には福来る。繁昌亭、行くのが今から楽しみです。
X:https://x.com/happyismoppy
Instagram:instagram.com/happymoppy
辻凪子さん:画像&コメントは、 coming soon!
野辺富三さん
東京生まれで関東育ちの私ではありますが、映画「みんな笑え」で落語家の役をやるとなった時に自費でよみうりカルチャーの落語教室に六ヶ月間通ったのですがその教室の講師は笑福亭里光師匠でした。私の身体の中には上方落語の血が流れていると言っても過言ではありません。大阪の演芸ファンの皆様、どうぞよろしくお願いします。
「みんな笑え」公式サイト:https://minnawarae.com/
樋口大喜さん(ラジオDJ)
熱心に寄席に行くようになったのは最近ですが、落語とラジオは共通点が多いように感じています。また、どれだけ発展しようとも変わらない人間のやりとりを落語は教えてくれます。私にとって学びであり娯楽。これからも繁昌亭でたくさんの笑いと感動を浴びたいです!
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Instagram:https://www.instagram.com/itsdaikyhiguchi/?hl=ja
福島暢啓さん(毎日放送アナウンサー)
私はとにかく「話芸」が大好きです。それが高
じてアナウンサーの仕事をしていると言っても過言ではありませんが、言葉を生業にするというのは、つくづく難しいものです。高座の上であらゆる言葉を巧みに使い分ける落語家さんに対する尊敬の念は、年を重ねるごとに高まっています。書店の棚をみれば「コミュニケーション力」や「言語化」という言葉が躍っており、私以外にも多くの人が言葉の扱いに悩んでいるのだと痛感させられます。
落語にはたくさんの会話のパターンが収められています。気難しい人へのヨイショ、苦手なことから逃げるときの良い言い訳、人生の苦しみから抜け出すキーフレーズ、人に優しくなれる人生訓…。想えば日常様々な場面で、落語の登場人物のセリフに救われました。私にとって落語は、人生の教科書とも呼べる存在です。
MBSテレビ「らくごのお時間」の案内役を務めるようになり、はや10年。落語の魅力を広めたいという思いは強くなるばかりです。日々変貌を遂げる大阪の街ので、市井から生れ出た多くの知恵を、進化させながら語り継いでいる若い芸人さんたちの活躍に、微力ながら関わることが出来れば幸いです。
「らくごのお時間」HP:https://www.mbs.jp/rakugotime/
松尾貴史さん
天満天神繁昌亭での、花形落語家フェスティバル、開催おめでとうございます。
子供の頃、三代目笑福亭仁鶴、月亭可朝、桂三枝(現・六代目桂文枝)らの落語家ブームには馴染んでいましたが、初めて上方落語そのものに触れたのは、10歳の時、父に連れられて観に行った道頓堀の角座でした。派手な漫才の間に登場した三代目桂米朝が演じた「持参金」という、子供には馴染めない内容の演目でした。しかし、大きな演芸場で、ひとりのおじさんが着物を着て座って喋るだけなのに、周りの大人たちが集中して聴いて笑っているのは不可思議な光景でした。それ以来、テレビやラジオで上方落語を聴くことが何よりも好きになり、その偏愛は現在も続いています。何とサスティナブルなことでしょう。
その後は、米朝と同時期に活躍した上方落語四天王、六代目笑福亭松鶴、三代目桂春團治、五代目桂文枝(当時は小文枝)らの魅力的な個性に、当然のように魅入られていくのでした。
後に知ったことですが、私が生まれる前の昭和20年代、二代目の桂春團治が逝去し、新聞に「上方落語は滅んだと言っても良い」と書かれるほど、苦難の時期があったそうです。時代の影響もあるやもしれませんが、それを考えると、今の隆盛はいかに上方落語そのものが素晴らしい芸能であるかということを証明しているのではないかと思います。
当フェスティバルは、彼らに代わる若き牽引者の育つ予兆を感じさせるものであると信じます。大成功を祈念しつつ、強く推すものであります。
高校生の頃から落語が好きで、それ以来落語への愛は深まる一方です。
ただその中で、上方落語との出会いは衝撃でした。20代後半からNHK大阪で上方落語の番組の司会を4年間務めさせていただいたことで、上方落語にしっかりと触れて、なんて面白い世界なんだろうと改めて思うことができました。
落語の奥深さをさらに知るきっかけになったと同時に、落語への愛もさらに増しました!
上方落語の勢いをひしひしと感じている今、繁昌亭に行かずにどこに行くのか!
勝手に意気込んでおります!
三代澤康司さん
高校1年のとき初めて生の落語を見ました。その時以来落語の魅力にすっかりハマり約半世紀。朝日放送に入社できたのも、アナウンサー一筋で定年を迎え、いまなおラジオで喋れてるのもすべて落語のおかげです。自分で演じた時期もありましたがやっぱり落語はプロに聞かせてもらうのが一番!ほんまに難しいし奥が深い。さすがはプロです。アナウンサーの後輩たちにはこう指導してました。「スランプになったら落語を聴け!」これはアナウンサーに限らず誰にでも当てはまると思います。人生を左右するようなええ落語をこれからもたのんまっせ!
森たけしさん
1983年に読売テレビにアナウンサーとして入社して60歳で定年退職。現在、フリ〜♬た~アナウンサー 65歳の森たけしです。
その昔、青山学院大学落語研究会時代は大看板が出演するホール落語や寄席に良く行っておりました。通った寄席は新宿・末広や上野・鈴本、池袋演芸場でしたが、寄席という独特の雰囲気、肩の力が抜けた空間で癒されたものでした。
私が関西に移り住んで23年目、2006年に天満天神繁昌亭が出来た時は、まさか!?新たに!?寄席が出来るとは!?と、めちゃめちゃビックリしました。何故なら、寄席は庶民相手で、決して大儲け出来る商売ではなく、また、噺家さんにとっても大儲け出来る場所ではないからです。
60年ぶりの上方落語の定席復活は、上方落語を聴く場所、演じる場所が出来ただけでなく、子や孫への上方文化の継承にも大きく貢献したと思います。 私も数回お邪魔しておりますが、めっちゃ楽しいです!正直、落研出身の私でも「この人、誰?」「このネタ、何?」と思いつつ観ているのですが、噺家さんが次から次へと出て来て、もちろん、初めて観る演者さんも我々を楽しませてくれます。個人的な感想としましては、明らかに東京の寄席よりも、笑いへの執念、どん欲さが感じられ、得した気分です。
今回の花形落語家フェスティバルは、常連の方はもちろん、初めて行く方にも入門編として良いイベントだと思います。おそらく、花形落語家を目当てに訪れた方が、他の噺家さんにも魅了されて笑いの渦で酔いしれることでしょう。ぜひ!この機会を逃すことなく御自身の予定を確認して早めに前売り券、一般2500円ご購入ください!(出演者大勢ですし、コンサートの入場料と比べたら極安価格だと思います)私も大阪の桜の開花日あたりにウキウキ気分で伺いたいと思っております!みんなで楽しませてもらいましょ!
ROLLYさん:画像&コメントは、 coming soon!