2025年 噺家15周年~翔ぶトリウィーク記者会見レポート
2025年9月1日に行われました今年度の翔ぶトリウィークの成功祈願と記者会見の様子を少しだけお伝えいたします!
翔ぶトリウィークを務める4名はまず、繁昌亭のお隣大阪天満宮にて成功祈願の御祈祷を受けました。
繁昌亭から黒紋付き袴姿で出発。笑顔を見せていた4名も、玉串奉奠の際は真剣な面持ちでそれぞれ一週間への意気込みを感じられました。
ご祈祷の後は繁昌亭に移動し、記者会見です。
やはりホームの繁昌亭では笑顔でお話をされており、ご挨拶のお姿から皆さんのウィークがさらに楽しみになりました。
ここからは記者会見のご挨拶と意気込みをご紹介いたします。
登壇者:笑福亭仁智
月亭天使
桂あおば
桂鞠輔
桂紋四郎
司会:笑福亭生喬
生喬
「噺家15周年~翔ぶトリウィーク」の記者会見を始めさせていただきたいと思います。本日の進行を務めます笑福亭生喬です、どうぞよろしくお願いいたします。
まずは、公益社団法人上方落語協会 会長 笑福亭仁智より挨拶申し上げます。
仁智
おはようございます、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。
去年から始めました「15周年翔ぶトリウィーク」というようなことでございまして、今年は9月から4週連続で公演順に言いますと、天使さん あおばさん 鞠輔さん 紋四郎さんというような順番です。この翔ぶトリウィークは、若手育成が一番の主眼でございます。今まで15~17年 18年といろんな、繁昌亭大賞とかそれから若手噺家グランプリ、他にもいろいろコンテストがあるんですが、若手15周年を迎えた噺家の方々に上方落語協会から、平等に機会があるウィークということで一週間トリを取って頂きます。今後の発展と自覚、それから皆さんのそれこそ飛ぶ鳥をおとすような勢いをつける、その追い風を送ろうと、そんな企画でございます。
どうぞこの後ゆっくり皆さんに聞いてあげて下さい。
よろしくお願いいたします。
天使
月亭天使です、よろしくお願いいたします。
今日は黒紋付ということで、一応「翔ぶトリウィーク」に因んでトリっぽいものを着させていただいたのですが、
生喬「それはあなた、月亭の紋を持ってないというわけじゃないんですよね」
はい、どこの紋かはわからないんですけれども(笑)
せっかく頂いた機会ですので、いろんな師匠方に言っていただいてるんですけれども「トリを取る経験をしてもらいたい」っていうのと、それに対してどれだけ自分が準備するかというところを体験してもらいたいということだったので、一番は体調を整えて当日を迎えたいなと思いながら頑張ろうと思いますので、よろしくお願いいたします。
あおば
桂あおばです、よろしくお願いいたします。
まぁ、あのー……地獄、いや、天国にいる師匠に
生喬「あなた今、地獄って……」
間違えました、ちょっと
生喬「本音が、ね」
本音がぽろっと……、師匠はね、いい人なんですけれども、天国には行ってないかなと(笑)
でもほんまに、師匠の十八番もいっぱいかけていきたいなと思ってますんで、なんかええ報告、一週間終わった後師匠にええ落語できましたと報告できるように頑張りたいなと思います。
よろしくお願いいたします。
鞠輔
桂鞠輔です。
“翔ぶ”“トリ”ウィークですので、高座ですね、一週間務めさせていただくんですけれども、“カッコウ”よく“ハっト”なるような舞台になるように“キジ”っと頑張ります。
よろしくお願いいたします。
生喬「え、なんかかかってたんですか、気づかなかった(笑)」
全員口々に「カッコウ、ハト、キジ」
生喬「あ、そうなんですか(笑) 無粋な司会で申し訳ない」
紋四郎
桂紋四郎でございます。私たち2010年入門の人間はですね、10周年がちょうどコロナで何もできなかったので、10年のこの、いわゆる発揮する場がなかったので。15周年こういう機会を頂けて、今までの歩みを繁昌亭で一週間トリにもってこいのネタを一週間やらして頂いて、皆様に楽しんで頂けたらな、というふうに思っております。
よろしくお願いいたします。
繁昌亭からのレポートはここまで!
翔ぶトリウィークの日程は下に記載いたしますので、皆様是非お越しください。
月亭天使 噺家15周年翔ぶトリウィーク 9月22日~9月28日
桂あおば 噺家15周年翔ぶトリウィーク 9月29日~10月5日
桂鞠輔 噺家15周年翔ぶトリウィーク 10月6日~10月12日
桂紋四郎 噺家15周年翔ぶトリウィーク 10月13日~10月19日